裏切られたくはないけれど、裏切られたと感じることはあります。
そんな大きな裏切りではなく、ちょっとした期待でも裏切られた気持ちは変わりません。
裏切られたと感じるほうはとても心を乱されますが、裏切ったほうは裏切ったという自覚すらないこともあるんです。
自覚がないからこそ、平気な顔をしていたりします。
それがまた裏切られたと感じた心には痛いんです。
でももしかするとあなたも誰かを裏切っているかもしれません。
「そんなことはないです。私はいつも約束を守るし、うそをついたりもしません。他の男性とデートすることもないし、そもそもまじめなタイプですから。」
裏切りというのは、相手が「裏切られた」と思うことで成立してしまいます。
あなたにそのつもりがなくてもです。
例えば、出会った頃はメイクやおしゃれに気を使っていた人が、付き合ううちに「ありのままが大事」と身なりを整えることもしなくなったら…。
例えば、出会った頃は何でも彼に合わせていたのに、今ではわがまま放題だとか…。
こんなことでも、相手が「裏切られた」と思ったら、それは裏切りになってしまいます。
後々「裏切った」と言われないためにも、出会った頃に、あまりに作りすぎた自分で接しないことです。
出会った頃はだれでも気に入られるためいつもよりちょっとがんばってしまうのが普通です。
ちょっとくらいはいいのです。
全く別人のように振舞ったりしなければいいんです。
例えるなら、本当は黒だと思っているけど、出会った頃相手に合わせて白と言ってしまったことを、あとになって「黒にきまってるでしょ!!」と悪びれもせず言い放つのはやめましょう…ということです。
裏切られるのは誰でも嫌なものです。
だからあなたも知らぬ間に裏切ることのないようにしましょう。
そんな気がなくても、ひそかにガッカリされていたとしたら悲しいですからね。