「ユズさんの言葉は、本当に優しいですね」
取材を受けると大抵このような意味のことを言われます。
「そういう言葉をかけてあげられるユズさんは、本当に優しい人ですね。やはり癒し系ですね」
私は本当に優しいのだろうか?
人と比べることが難しいのではっきりとはわかりません。
ありがたいですが、そうともいえないような気がします(笑
自分のことを考えると、私は優しい人ではなく、優しくされたい人なんだと思うんです。。
それは今も昔も変わらないです。
私自身、何度も言葉で傷つく経験をしてきました。
その多くは傷つけるつもりなんてない、何気ないちょっとした言葉です。
そんな何気ないちょっとした言葉で傷ついてしまうくらい、すべてのことに酷く敏感になっていました。
だから私は優しくして欲しかったんです。
少なくとも傷つけて欲しくなかったんです。
言葉って残酷です。
そう思っていました。
過去の私のように言葉に敏感になってしまっている人がいます。
私はその人を傷つけたくはありません。
優しくして欲しいと思っていた私だから、言葉が優しくなったのかもしれません。
だとしたら…。
あなたが優しくして欲しい人なら、今後癒し系と呼ばれるかもしれませんよ。
傷ついた経験は、人に優しさを分け与えるヒントになります。