恋人だから、夫婦だから、嘘の一つもあってはならない…これは理想です。
嘘は大事な相手についてしまうもの。
最初からだますことで利益を得ようとするような詐欺ならば別です。
一対一できちんとお付き合いしているから、嘘をついてしまうことがあるのです。
嫌われたくない…その思いが、嘘をつかせることもあるんです。
なぜ嘘をついたのだろう…相手の立場で考えてみてください。
もちろん全ての嘘を許す必要などありません。
あなたが許せない出来事は許すべきではありません。
許すか許さないかは嘘の内容で考えてみてください。
それはあなたを裏切る内容なのか?欺く内容なのか?
もしかしてあなたを傷つけないための嘘、追い詰めないための嘘、心配させないための嘘ならば…あなたを思いやってくれたことに対しては「ありがとう」の気持を忘れずに。
ただ、「嘘つかれたのかなぁって思ったら余計に不安になったんだ」というようなニュアンスのことは伝えてください。
その言葉で、あなたを傷つけないために嘘をついた人ならば「ごめんね」と素直に言ってくれるはずですよ。
嘘の全てを同じように扱わないでくださいね。
全ての嘘を許さないと決めたことで、良い関係を自ら壊すことになりかねません。
思いやりの嘘は、あなたを愛している証拠ですから。