未来に向かうハンドル

person driving car near vehicle under nimbus cloudes

 私は、しばしば「未来の自分に期待して」という言葉を使います。

 これってどういうことでしょう?

 一番最初は、今苦しんでいるままの状態が永遠に続くわけじゃないと思えたら十分なんです。

 それが未来に期待するということですから。

 しかし、そんなふうには、簡単に思えないから悩んでいるわけですよね。

 もしかすると今以上に悪いことになってしまうんじゃないかなんて、真剣に悩めば悩むほど抜けられなくなっていきます。

 当然未来の自分に期待することもできないままです。

 だから、悩みは解決しないままでも「未来の自分に期待してもいいらしいよ」と思えるところまでいきたいのです。

 そのためにまず自分の素敵な未来を考える余裕が欲しいのです。

 今抱えている問題が解決しないと先に進めない気持がする…こんなまじめな人が少なくありません。

 でも残念なことに、問題がなかなか解決しないことも多いわけです。

 だから悩むのです。

 そんなときは、今の問題が解決しないということは、もうどうにもならない…と思い込みがちです。

 だから問題を別にしなくてはいけません。

 今抱えている問題が解決しなくても未来を考えていいと知ること。

 そして、今、今までの自分を棚に上げて、自由に未来を考えること。

 その未来は今の自分の考える幸せそのもの。

 できるだけ具体的に詳細にリアルに考えること。

 それがすばらしいと思えたら、「そんなことは無理だ」と思う気持を我慢して、素直になってください。

 「これが現実になったらサイコー!!」って。

 そしてワクワクドキドキして未来の自分に期待するのです。

 ポイントは未来の幸せの形を明確にすることと、今、今までの自分のことを棚に上げて自由に考えること。

 この二つだけです。

 過去、現在、未来。

 未来だけは、いつでも誰でも自分しだいで変化可能です。

 未来を自分で作ることを放棄した人の未来は、予測不可能になって行きます。

 それこそ怖いことですよ。

 未来に向かうハンドルは、自分の手で握ってくださいね♪

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