同じ話を聞いてもそこで感じる思いはまるで違ったりすることがあります。
それは立場が違うとかいうこともあるのですが、聞き取った内容が違う…なんてことも実際多いんです。
話はあとから見直すことができません。
流れていく音声を理解し続ける必要があります。
そのどこかで誤解してしまったりすると、その先も誤解したまま聞き続けることになります。
最終的には全く違う内容を聞いていたことになりかねません。
誤解するのは聞き間違いということばかりではないのです。
聞き間違いよりも間違った思い込みによることも多いんです。
たとえばダイエットに関する情報交換をしている場面では、なんとなく悪口を言われているような、いやな気分がしてしまうことがありませんか?
そのまま聞き続けると単なるダイエット情報であったはずなのに自分を否定されたようにさえ感じてしまうこともあったりします。
するとその話の感想は、ある人にとってはとっても有意義な時間であり、過去の私であればいたたまれない時間になります。
当然聞き取った内容も、今はやりのダイエットや、効果のあるダイエットについてと思える人もいれば、過去の私のように太っていることの罪悪について、ダイエットができなければ将来は地獄だということについて…なんてこともあるわけです(^^;;
私は太っていることに関してのコンプレックスが強かったので、特にダイエットに関する話題のときはこんな感じで、聞き取るべき内容ではないものを聞き、一人苦しんでいました。
頭の中が勝手に作り出す言葉があります。
知らぬ間に勝手に言葉を補っているのです。
そしてその補った言葉で傷ついてしまっているのです。
要するに自分の考え方のクセにくるしめられているということです。
あなたはちゃんと話を聞いていますか?理解していますか?
長年日本人をやっているからこそ、見逃しやすい大事なポイントです。
あなたの聞いている日本語…わかったつもりになっている、間違った内容ではないですか?