著名人、スポーツ選手、芸能人から先生や近所のおば様方まで、いろいろな人がいろいろな言葉で人生を語ります。
「ほほぉ~」と感心して、その言葉を暗記しても、それだけでは自分の人生になかなか生かせないものです。
実際はいろいろな人がいろいろな言葉で語るので、その一つ一つを聞くとすべて新しいことを聞いた気分になりがちです。
しかし、よくよく深く理解すれば、概ねみなさんの言っていることに違いがなかったりします。
「概ねみんな同じことを言っている」
ここに気づくかどうか。
これが一つ重要なポイントになります。
一人一人言葉が違うのは、一人一人の経験が違うからです。
年齢、性別、職業、生まれながらの環境等、様々違いがあるので、経験は当然同じではありません。
だから人生を語る言葉が変わるのです。
「なぜこう言っているのか?」というおおもとのエピソードを知ることで、言葉の背景がわかりやすくなります。
そして、「私がこの人だったら…」「この人が私だったら…」この両方を考えてみるといいですよ。
このひと手間だけで、言葉は違っても、概ねみなさんの言っていることが同じだということに気づくことができます。
そして、自分の人生にも生かせるようになっていくものです!