人づきあいに慣れていない人ほど「コミュニケーション」というものに対するイメージが頑固にあったりします。
自分で経験的に判断できない部分が多いので、「こうでなければいけない」という思いが先行してしまう傾向がるようです。
「正しいことを言わなきゃ」「本当のことだけ言わなきゃ」
こんな思いからただのおしゃべりさえも気の抜けない緊張の時間となります。
また、ほかの人の正しくないことや本当だとは思えないことに対しても真剣に聞いているあまり「それうそでしょ?」のように突っ込んでしまうことがあるんです。
冗談が通じない…周りからそんな風に扱いにくいタイプだと思われてしまう人です。
冗談を本気で受け止め周りの空気を悪くしたり、「それうそでしょ」と意見されることをよく思わない人は多いです。
楽しい時間、気楽なおしゃべりタイムならなおさらです。
自分の話に否定的な言葉を受けた人は皆、程度の差はあれいやな思いをするものです。
また相手を傷つけるようなことを言っても「だってホントのことでしょ」と言い放ってしまったりすることがあります。
正しいことが絶対的にいいことではありません。
ここは重要な部分です。
正しいことが絶対にいいという間違った思い込みを取り外しましょう。
「だってホントのことだし…」
「本当だ」といって責められたら、返す言葉もありません。
でも正しいから、本当だから…だけでは、コミュニケーションは成り立ちません。
正しくて本当だからこそ相手を追い詰める凶器になることもあるんです。
もちろん正しいこと、本当のことが重要な場面はたくさんあります。
でもそれだけではない「感情」や「状況」などへの配慮も大事です。
ということで、「正しい、本当にこだわりすぎなくてもいいんだなぁ…」ということをゆるーい感じで覚えておいてください。
今より少しだけ「まあいっかぁー」と思えるようになるだけで、人間関係はとっても楽チンになりますよ(^^