共通点がなくてもなかよし

 会話は共通点があると話しやすい…。

 こういうことを一度は聞いたことありませんか?

 でも、好きな人との共通点があるのか…最初からわかりませんよね。

 「私は、○○が好きなの。」「僕も、○○が好きだよ。」

 そううまくいかないのが現実です。

 「私は、○○が好き。」「僕はあんまり…。」

 そこでひるんではおしまいです。

 「えー、どうして??」

 本当の会話はそこから始まります。

 「僕は××のほうが好きなんだよ」「えー??ほんとうに??なんでなんで?」

 そうやって話は盛り上がります。

 よくある話で、「目玉焼きに何をかけるか…しょーゆ?ソース?それとも…」みたいなことを想像してください。

 実際はどれでもお互いを嫌いになることなどありません。

 そのやり取りがおもしろければ会話は途切れません。

 これ決して議論ではないので、相手を負かそうとしないでくださいね。

 笑いながら、「えーーーー!!」って相手の意見に大げさ気味に驚いてみる。

 で、最後には、「あなたがそんなに言うなら、今度試してみるね。」っていう感じで終ります。

 あなたの嫌いがわたしの好きで、わたしの嫌いがあなたの好き…こんなのも幾つか見つけると正反対の二人といいながら、とても気が合い、仲良くなれたりするんですよ。

 共通点が見当たらなかったら、同じものを題材に、二人の好みの違いとかをおもしろがりながらネタにしてみてくださいね。

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