「ユズさんは誰からも愛されていいですね」
こんなふうに言っていただけることはとてもうれしいのですが…そ、それ誤解です(^^;;;
私は誰からも愛されているわけではありません。
この広い世界には私のような人をいやだといってはばからない人もいます。
そう、誰からも愛されているわけではありません。
過去の私は全ての人に愛されていないといけないように思っていました。
そこで人の顔色を伺い、とりあえずことを荒立てぬよう、嫌われないようにということばかりに気をとられていました。
そうやって人の顔色ばかりを伺っているので、ちょっとしたいつもと違う雰囲気も見逃せずに、質問もできずに一人不安になるわけです。
不安は不安を生み、さらにさらに大きな不安を作ります。
そして悶々と悩むわけです。
誰からも愛されたいけどそれは難しいから、誰かに嫌われないように生きる。
それが正解だと思っていたけど、絶対に無理がありました。
これって相談を受けているとけっこうな人が同じように考えていることがわかります。
エチカの鏡のディレクターさんに以前こういわれました。
「テレビに出ると、いろいろなことを言われるようになります。いいことばかりではないですよ。でも悪いことは知らん顔しておきましょう。それが一番いいんです」
過去の私であれば、そんな怖い目には絶対に会いたくないと思ったでしょう。
今はそれは当たり前のことだと思っています。
全ての人から愛される必要なんてないし、そもそもそれは無理なんだ…ってわかったから、顔色を伺ってびくびくしながら嫌われないように必死になることなんてやめました。
嫌われることは今だって嫌だけど、そんなものだと思えるようにもなりました。
嫌われないようにびくびくしていたときより、ずっとさっぱりした気持ちになりました。
別に自信があるから…とかそういうことではありません。
むしろ今でも全てに自信があるわけではないから、傷つかないようにするためにも、真実を知り、その仕組みを受け入れようと思うのです。
忘れないでください。
無理しないでください。
「オンリーワンになる女性=全ての人に愛される人」じゃないんですから!