使える形で蓄積

man in blue polo shirt and blue denim jeans standing near brown wooden shelf

 空気を読むって結局は想像力、結果予測なんじゃないかなって思います。

 「少しは空気読めよ…」

 そう言う人にとっては簡単なことでも、なかなかできない人はいるんです。

 じゃあ、今現在空気が読めない人に対して、どうすれば空気が読めるようになるかを懇切丁寧に説明できる人はいないでしょう?

 この場において、こうしたらよかった…という程度のアドバイスはできたとしても、その場その場に応じた空気の読み方について、どんな場合にも使えるような具体的な方法など教えられるはずがないんです。

 想像力、結果予測の力をどのように高めるかを具体的に一言で説明することはとっても難しいですからね。

 想像力、結果予測の力は、過去に蓄積したデータをベースにしたものです。

 自分は人からどう思われるか…常に緊張し、不安でいっぱいだと、なかなか周りの様子に目を向けることは難しいと思います。

 でもそんな人こそ周りを参考にしてみましょう。

 いろいろな人のいろいろな場面でのいろいろな対応。

 これをデータにしてしまいましょう。

 まずはすぐにうまい対応をしようとがんばりすぎないことです。

 それよりもデータ蓄積が先です。

 ただしここで重要なのは、そのデータを使える形で蓄積することです。

 使える形…それは、いろいろな人のいろいろな場面でのいろいろな対応が、自分とは別世界のものであっては使えるはずがないということです。

 「あの人はすごい。あんな場面はまずない。あんなふうにできない」というように感じていたのでは、役立つデータにはなりません。

 いろいろな人のいろいろな場面でのいろいろな対応を観察したら、必ず「私だったら??」を考えてみることです。

 いいなと思ったことは「私にはできない」と思う前にやってみてください。

 そう、練習あるのみです!

 いきなり誰かを相手に練習することはありません。

 相手がいるつもりで試してみるだけです。

 でもできるだけリアルな想像をしてみてくださいね。

 こんな些細なことが、想像力、結果予測の力を高め、あなたが、ずっと一緒にいてほしい人と言われるようになります!

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