イエスかノーか。
プラスかマイナスか。
白か黒か。
物事を考えるとき、「アリ、ナシ」で考えるクセはありませんか?
人…一度何かがあったら、そこで好きか嫌いに分けてしまうことってないですか?
たった一度の何かで、その人に対しての思いが決まってしまいます。
たとえば一度優しくされると、その人は優しいというイメージができるので、不機嫌な様子などを見ても「何かあったのかな?」と気になってしまう。
これとは逆に一度嫌なことをされると、その人は嫌な人というイメージができるので、次に優しくされたとしてもなんとなく裏を読んで「嫌な人だ」と思ってしまうこともあるわけです。
私たちは普通の女性です。
神様ではありません。
優しくされたら印象は良くなるし、嫌なことをされたら悪い印象を持つのは当然です。
でもあまりに過剰に「アリ、ナシ」で物事を捉えるようになると幸せを取り逃がす確率が増えてしまいます。
どんな人にも良いところ悪いところがあります。
良いところが90%で悪いところが10%の人もいれば、その逆の割合の人もいるでしょう。
でも良いところしかない人も、悪いところしかない人も実際はいません。
良いとき、悪いときがあったり、良いところ、悪いところがあるのが普通です。
要するに「アリ」と思った人も「ナシ」の部分を持っているでしょうし、「ナシ」の人もどこかに「アリ」の部分を隠していたりするものです。
「アリ、ナシ」ですぐに決めるのではなく、「アリ」の人の中にある「ナシ」や「ナシ」の人の中にある「アリ」をちゃんと見ていくことで、正しい人間関係の作り方を身につけることができるようになります。
そうやっていろいろな人の様々な面を知ることで、あなた自身のいろいろも認められるようになりますよ(^^
100%良い人になろうなんていう考えは、もはや不要と気づくでしょうからね(*^^*