「元気で明るいいい子」

 「元気で明るいいい子」

 誰が決めたかわかりませんが、こう言われることって多いです。

 まるで「愛される人の条件」みたいに使います。

 「病弱で暗くていい子」

 こう考える人はいないでしょう。

 「元気で明るいいい子」

 になるため、頑張ってきた人がたくさんいます。

 いつも、常に、元気で明るいいい子でいようとし続けた人です。

 それが大事なことだと思いすぎて崩せなくなってしまうのです。

 誰といても、どんな時も、元気で明るいいい子でいようとしています。

 小さな子供であれば「無邪気でかわいい利発な子」となるのでしょうが、大人になるに従って「奇妙な人」と思われる場面が増えてしまいます。

 なぜならそもそも、いつも、常に「元気で明るいいい子」などありえないからです。

 いつも、常に…であるところから、不自然だと思われるのです。

 一生懸命の努力があだになるケースです。

 本当に「元気で明るいいい子」であっても、そのテンションは微妙に変わるのが自然です。

 初めての場所、初めての人…そんなときにまであまりにハイテンションでいる必要はありません。

 元気で明るいいい子…という言葉を子供のころに受けたイメージのまま大人がやると、違和感があるということです。

 「年齢には関係なく女の子でいたい…」

 この考えは素敵ですし、共感します。

 私も同じ思いです(^^

 でも、他人は大人として見ています。

 そう、私たちは大人なんです。

 「元気で明るいいい子」がいけないのではありません。

 そこにもTPOがあることをちょっとだけ頭に置いておくだけです。

 そして誰かに褒められるために頑張って笑ったり話したりしなくてもいいということを知っておいてください。

 普通な感じ。

 どこでもだれといてもあなたが緊張しないでいられる状態(普通な感じ)を目指しましょう。

 普通を目指しても、初めての場所や初めての人の前では多少緊張しテンションが上がるものですから(^^

 そのくらいが「元気で明るいいい子」な感じです。

 それでちょうど良くなりますよ(^^

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