考え方と感じ方

fondant cake with stand

 「人を悩ますのは、起こった出来事ではなく、その出来事をどのように考えるか」

 紀元一世紀の哲学者がこんなことを言っていたらしいです。

 人はそんな昔から、考え方によって悩んでいたってことですね。

 間違った思い込みが人を悩ます…といっているのは、私だけではなく古代の人も言っていたというわけです。

 そんな昔から考え方によって悩んでいるとわかっても、なかなかその考え方を変えることは難しいものです。

 たとえばおいしそうな大きなケーキがあったとしましょう。

 A:わぁー、おいしそう! 
   誰かの誕生日だっけ?これ有名パティシエの限定ケーキだわ!
   いつ食べるのかな??楽しみで待ちきれないわ(^^

 このように考えた人がいたとします。

 この人の気持ちは「うれしい。しあわせ」です。

 B:なんでケーキがあるの?私がダイエット中に限ってこんなものを買ってくるのよね。
   私の努力を無駄にする気??
   みんなおいしそうに私の目の前で食べるんでしょうね。
   前にもそんな意地の悪い誘惑に負けダイエット中にもかかわらずケーキを食べてしまったわ。
   案の定体重は増え、その後リバウンド。
   みんなから意識が弱いとか、一生痩せられないとかさんざん馬鹿にされたわ。

 このように考えた人がいたとします。

 この人の気持ちは「つらい。悲しい。恨み。絶望」

 ケーキがあったという出来事は同じなのに、考え方が違うと、感じ方が違ってしまうのです。

 実際は「そこにケーキがあっただけ」なんですよね。

 そう、出来事に関係なく、あなたの考え方→あなたの感じ方になってしまいます。

 毎日楽しいと感じるために、考え方は非常に重要です。

 「人を悩ますのは、起こった出来事ではなく、その出来事をどのように考えるか」

 間違った思い込みを取り外せば、素敵な人生にすることはたやすいのです。

 あなたの考え方→あなたの感じ方。

 あなたの考え方に間違った思い込みはありませんか??

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