経験の差を埋める練習

woman sitting on the chair

 日本人であれば日本語は概ねみんな同じようにわかっていると思いがちです。

 でも実際は同じ文章を読んでもそこに書かれている内容をどのくらい把握できているかは人によってまちまちです。

 さらに、一つの文章を読んで、そのことに関連することまでも思い出し、話を出来る人もいれば、書いてあったことの内容もよく理解できずにいる場合もあります。

 これは賢い賢くないという話ではありません。

 ほとんどは今までの経験の差です。

 人と話をするときに、相手の話を理解できるかは重要なことです。

 相手からの質問の意味がわからなければこたえることはできません。

 また話の流れがわからず、突然今までの話と全く違う問いかけをしてもなかなか楽しい会話になりません。

 まずは練習してみましょう。

 手元にある雑誌のなかにあるコラムくらいの長さの文章を読みます。

 読み直しはしません。

 一回だけ一気に読んでみてください。

 そして読んだら文章から目を離し、誰かに話すつもりで今の文章の内容を話します。

 暗記して記憶したものを話すのではありません。

 読んだ文章を自分なりに理解して、相手にわかりやすく伝えるのです。

 文章の全ての内容を話さなくてもいいです。

 そのコラムを読んで印象に残ったところや自分の感想もぜひ伝えてみましょう。

 このような練習をすることで理解する力、伝える力(表現する力)が両方とも養われます。

 じっくり文章を読んではいけません。

 じっくり考えて話すのではありません。

 これが上手になったら、テレビやラジオで誰かが話している内容を聞き、自分なりに理解し、誰かに話すつもりで今聞いた内容を話します。

 瞬間に話題を捕まえ、話題を提供する人になる練習です!

 会話が楽しくなりますよ(^^

 一緒に話すと楽しいといわれるようになりますよ(^^

 ぜひ試してみてくださいね!

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