同じことを同じように言っても、与える影響は同じではありません。
この言葉をいえば、誰でもが同じように恋に落ちるなんていう魔法の言葉は存在しません。
ちょっと考えてみてください。
好きな男性に言われるとうれしくなるようなことを、嫌いな男性に言われたら「うざい!」なんて思ったりすることないですか?
たとえば、好きな男性に「この間の日曜何してた?」なんて聞かれると、自分に興味を持たれたようでちょっとうれしい気持ちになる。
もしかして「暇してたよ」なんていったら、次の日曜日にはデートに誘ってくれるかな?なんてわずかな期待をしてみたりして。
ところが嫌いな男性に「この間の日曜何してた?」なんて聞かれたら、「どうせ暇だと思ってるんでしょ?」とか「関係ないじゃん」て思うものです。
男性だって同じです。
あなたとの関係が友好的、親密なものであれば、何も心配はありません。
要するに、あなたが何を言っても、言わなくても、その前の人間関係がどんな状態なのかしだいで、良くも悪くもなってしまいます。
「何を話せばいいでしょう?」
こういう質問は多いのですが、「何を話すか…」の前が、とても重要です。
最初の頃、仲良くなるうえで大事なのは、話しの内容ではありません。
お互いが疲れない雰囲気をまずは目指してください。
一気に仲良くなろうとしてはいけませんよ。
疲れない雰囲気ができてくるころには、あなたのことを彼は今より知っているはずですし、あなたも彼を知っているはずです。
その距離が徐々に縮まれば、何を言っても、言わなくても、そう簡単に関係が壊れないものです。