裏切られた…と思うのは、
1)約束を破られたとき
2)期待を裏切られたとき
1)の約束が、お互いの意志の元の約束ならば、破られたときに裏切られた気持ちになるのはもっともです。
でも、ポイントは「お互いの意志の元」かということです。
実はここがそもそも違っている場合があります。
約束させた…では、お互いの意志とはいえません。
お互いが納得の行く形で決めた約束…ここがポイントです。
実際は「お互いの意志だと思ってた」…というようになっている場合も多いものです。
これは約束にいたるまでに平等ではない関係になっている場合に起こります。
そして、実際は一方的な期待の場合も約束の一つに入っている場合もあります。
どちらかがどちらかに期待をし、約束をさせてしまう場合です。
2)の期待が裏切られたとき、裏切られた気持ちがするのもわかりますが、実際は相手に裏切られたわけではないことを意識してください。
期待通りに行かなかっただけで、相手の人があなたを欺こうとしたわけではないということです。
相手にはあなたを裏切ったつもりなど毛頭ないということです。
裏切られた…と思ったとき、ちょっと冷静に考えてみてください。
それは本当にあなたに対する裏切りですか?