大人にとって大事なのは、自分が何を感じるか。
それがすべてじゃないかなぁと思うんです。
他人があなたを見て何を感じるかなんて、大した問題ではありません。
もちろん厳しい評価を受けた場合、まったく気にせず、無視することは難しいけど、その言葉を背負い、悩み続けるほど、相手は真剣に考え言ったことだともかぎりません。
しかし、なかには、あなたのために、真正面から向き合って厳しい評価をしてくれた人もいるでしょう。
だとしたら、その厳しい評価の内容よりも、「自分には、これほど真剣に向き合ってくれる人がいる」と、むしろ喜んでほしいくらいです。
大人は面倒なことを嫌がるものです。
嫌いな人や、ダメだなぁと思う人には、わざわざ関わらないものです。
関わらないということは、厳しい評価などしないということです。
なぜなら厳しい評価をして、嫌われ役になりたいとは思わないからです。
そんなことなら見ないふりをして、関わらない方が楽ですもの。
嫌いな人のために嫌な気分になどなりたくないですからね。
嫌いじゃないから、見込みがあるから、つい一言いいたくなることもあるのです。
言われることは、つらいこともあるでしょうが、そこばかりを見てはつまらないですよ。
真剣に向き合ってくれる人がいる…これは存在を認められている証拠です。
優しい評価なら好かれていて、厳しい評価は嫌われている証拠のように他人からの評価に対しても間違った思い込みがあった人もいるのではないでしょうか？
これは間違った思い込みですからね。
誰かの評価で自分自身を判断するより、自分に対してどのような評価をするかのほうが、他人からの評価を気にするより、よほど重要だということを忘れないでくださいね。
あなたに対してどんな厳しい評価をする人も、またその反対に無視する人も、あなたとこれからもずっと関わり続けるというわけではありません。
それに引き換え、あなたの脳は、あなたの頭の中に２４時間、３６５日あるのですから、これから一生、あなたの人生と切り離せないのです。
だから今から練習することが大事です。
自分を第三者の視点から、ちゃんと評価してくださいね。
自分が何を感じるかが大事です。
些細なことですが、実際は未来を変えるくらい、大きな影響が出てきますからね。
評価の仕方、評価の内容は自分で決めてくださいね。
そして自分のいいところを見ないような、不公平な評価方法をやめ、自分に対して少しでもよい評価ができる方法を探してください。
自分に対する評価が低いのは、本当にあなたがダメだからではありません。
事実を客観的にとらえる工夫をしてみましょう。
