恋人と友達の付き合い方の違い

 恋人として付き合う…って友達として付き合うのと何が違うんでしょう?

 もちろんセックスという特別なものもあるけれど、それ以外は何が違うんでしょう?

 恋人になると、相手の全てを知りたくなったり、自分の全てを理解して欲しくなったりする女性は多いです。

 恋人として付き合うってそういうことなんでしょうか?

 恋人になったからといって、相手の全てを知ろうとすることは間違いです。

 また自分の全てを理解させようとするのも間違いです。

 恋人になったからといって別の人間です。

 もちろん夫婦になっても別の人間です。

 今だけを恋人として楽しむ…というのではなく、できれば将来的にもずっと一緒にいるパートナーになりたいというのであれば、恋人としてつきあうことが、今後の大事な練習にもなります。

 いろいろなことを想像してみましょう。

 一緒に暮らすとして。

 離れて過ごすとして。

 けんかになったとして。

 親戚が絡んだとして。

 友達が絡んだとして。

 などなど

 恋人として付き合うことで、毎日が楽しければ、それは理想的ですよね。

 でもそれは現実とは違います。

 毎日楽しくすることばかりに気をとられて、大事な練習をさぼってはいけません。

 大人の友達は、けんかになるようなことは避けます。

 その場の空気が悪くならないように、臨機応変に立ち振る舞うことがコミュニケーションのスキルとされています。

 だから時間や場所、用途に応じていろいろな友達と付き合います。

 恋人はその人一人。

 たった一人の人といろいろなことを経験していきます。

 恋人と友達の大きな違いはここです。

 いずれは永遠のパートナーに…と考えるくらい真剣に恋人と付き合うならば、空気を良くすることばかりを考えてはいけません。

 嫌われることを恐れ、うまく立ち振る舞えば良いのではないのです。

 あなたは恋人とちゃんと付き合っていますか?

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