わかりやすい人になろう

Dreamy girlfriend in black dress looking over shoulder while sitting at wooden table with unrecognizable boyfriend on blurred background during romantic date

 ある映画のワンシーンです。

 カップルで彼女の誕生日をお祝いしています。

 テーブルには食べ物が並べられ、彼女もとってもうれしそうです。

 彼女が言いました「そろそろ…かな?」

 彼は言いました「…なに?」

 彼女は言いました「誕生日プレゼントはどこ?」

 彼は言いました「…用意していないよ」

 彼女は怒りに震えました。今にも泣きそうです。

 彼は言いました「何もいらないっていったでしょ?」

 彼女は怒りをぶつけるように言いました「そういえば、サイコーのプレゼントを考えてくれると思ってた。自分からプレゼントを欲しいなんていわないのが、「できた彼女」でしょ?」

 彼は言いました「たかがプレゼントじゃないか。ほしいなら今から買いに行こう」

 彼女は言いました「もう電話しないで!!」

 彼は言いました「それは本当にかけないほうがいいの?それとも電話しろってこと?」

 これ女心がわからない男性の象徴としてのエピソードとして描かれているシーンです。

 確かに女性としては男性が本当に自分を愛しているなら、言わなくてもわかって欲しいと思うところでしょう。

 でも残念なことに、男性はそこまで理解してはくれません。

 「何が欲しい?」と聞かれたら、欲しいものを伝えたほうが親切です。

 これはコミックエッセイ「ありのままでいいんだよ」にも同じような内容のエピソードが登場します。

 映画はアメリカが舞台でした。

 コミックエッセイの舞台はもちろん日本です。

 女性の「わかって欲しい気持」も男性の鈍感さも特別な人だけのものではありません。

 素敵な恋愛をするために、相手からわかりやすい人でいてあげましょう。

 ただそれだけでつまづきはだいぶ減るものです。

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