自分の言いたいことを言うことは、決して感情をぶちまけることとはちがいます。
言いたいことをきちんと伝えることは、大事なコミュニケーションです。
波風が立つことばかりを恐れて、おなかの中にもやもやを抱えている人が多いです。
「なんでわかってくれないんだろう…」
我慢することは良いことで、自分の気持を言うことは悪いことのように誤解している人がたくさんいます。
言いたいことを言わないで、「理解してもらえない…」ということこそわがまま。
伝えていないのだから理解してもらえないのはあたりまえです。
勇気を出して伝えてみないことには、何も進んでは行きません。
最初から上手に伝えられたらいいのですが、なかなか思うようには行かないものです。
それでいいんですよ。
最初は言い方はともかく、伝えることを優先してください。
言いたいことは伝わったけれど、今度は言い方の問題でギクシャクすることを経験することになって、初めて伝え方、言い方を意識するようになるでしょう。
言いたいことは言う、でもいいたいように言えば良いわけではない。
最初からまっすぐに、ちょっとの傷もつけずに前に進むことを目標にしてはいけません。
ともかく一歩前に足を出すことが大事です。
前に足を出すことができたら、勇気ある自分を認め、褒めること。
そしてたとえ転んでも、またゆっくりと立ち上がればいいさと思うこと。
本当に転んだら、少し休んでまたゆっくりと立ち上がる。
その練習が本当にうまく歩くための上達方法にほかなりません。
自分の言いたいことは言っていますか?
まだ言うことができない人は、勇気を出してチャレンジしてみてください。
言いたいことは言えたけど、ギクシャクしてしまった人は、まずは言いたいことを言えたことは認めて褒めて、次はどんな言い方がいいのかを考えて、またその機会を見逃さずにチャレンジしてみましょう。
気の長いことのように思うかもしれません。
でも、実はこれが少し先のあなたを輝かせる確実で最速の方法です。