「自分と合う人」を探す危険

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 永遠のパートナーになるということは、誰よりも強い信頼関係を築くということです。

 ということは、当然1日2日でできることではありません。

 永遠のパートナーと出会うのではなく、永遠のパートナーになっていくのです。

 その過程こそが重要で、どんなことがあってもこの人とだったら大丈夫だと思える安心感につながっていくのです。

 要するに関わりが全てです。

 外見や話術といえるほど単純なものではありません。

 一人一人の求めるものはちがうし、考え方、生き方などみんなそれぞれです。

 それでいいんです。

 求めるものが同じ人を探す…これもいいですが、一人の人の求めるものが一つとは限りません。

 全ての求めるものが一緒の相手を探すなどできるのでしょうか?

 考え方、生き方についても同じです。

 似ているところがあるという程度の人を探すことはできても、全く一緒の人などありえません。

 また似ているところがあるかどうかも、関わることなく知ることはできません。

 プロフィールにあげられるようなものであれば別ですが、その人の内なる部分を一瞬で見抜くことはできないですからね。

 ちがう人が関わって、お互いに近づいたり、支えあったりしていくことで永遠のパートナーになっていくわけです。

 最初から「自分と合う人」と出会うことを望むことで、自ら出会いを無駄にしているかもしれません。

 出会うことは確かに大事です。

 誰とも出会わなければ、恋愛も結婚もできません。

 でも出会いの数が多くても、それだけでは信頼関係にはなりません。

 当然永遠のパートナーにはなれません。

 信頼関係を築く。

 「どうすればいい?」

 「なにをしたらいい?」

 難しく思いがちですが、たいしたことはありません。

 特別なことではありません。

 まずは一緒に過ごす機会を少しずつ増やすイメージで。

 (一緒に過ごすというのは二人きりという意味ではありません)

 一日中一緒にいる日を1日作るより、一言の挨拶を毎日(できるかぎり継続的に)するほうが重要ということを忘れないでくださいね。

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